2013.03.26
カテゴリ:想い・考え
家はシンプルに
突き詰めれば、家はシンプルになる。
シンプルを綺麗に見せる。
シンプルだから素材が活きる。
足し算じゃなく、引き算。
家は小さいほど住みやすい。
だから、出来るだけ小さい家を勧めている。
ひとつの納まりに何時間もかけて考えることもある。
それを無駄だと言う人もいる。
でも自分の考えは違う。
手間をかける事は価値である。
自分の考えはそれだ。
釘の種類1本で、仕上がりが変わる事がある。
だから釘1本の選択で悩むこともある。
よくよく考えると当然のこと。
自分は家作りのプロフェッショナルなのだから。
そんな風に考えると○○工法なんて名前は意味のないものに思えてくる。
陳腐な組合せでも、素晴らしい仕上がりになることがある。
材と材の繋ぎかた。
ここが技術屋のセンスだ。
答えは全て現場にある。